5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

三国志・戦国の二次創作小説スレッド

1 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/17 14:25
長編からリレーまで、形式問わず。
題材も正史から無双まで何でも有り(ホモ不可)。
面白い作品の投下求む。

2 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/17 14:26
2 ズザー

3 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/17 15:06
まずは>>1が投下するのが筋というものだ

4 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/17 15:09
>>1
ホモが目当てか?

5 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/17 16:20
>>1は立て逃げか?
だが俺も人を責めるほど文才がある訳では無い
ちょっと職人さんにお願いしてみよう

テーマ……兄弟愛
舞台………戦国後期
主役………宇都宮三兄弟
あらすじ…小田原征伐後に本領安堵された宇都宮家。だが中央の権力争いに巻き込まれ
取り潰されてしまう。旧領復帰をもくろむ宇都宮家の兄弟が、時には力を合わせ
時には喧嘩しながらも努力していく。それも関ヶ原の戦いで徳川が関東の支配権を固め
たことで潰える。夢破れた兄弟は佐竹の出羽移封に付き従い新天地で新しい目標を見つける
登場人物…
長兄 宇都宮国綱 楽天家。当主の割に自覚に欠け認識が甘い事がある。人情家。  
次兄 結城朝勝 現在ヒキコモリ。執念深く結城家の家督が継げなかった事を今でも根に持つ。ネコには優しい。
末弟 芳賀高武 兄弟中一番のしっかり者。まとめ役もこなす。だが少々デリカシーのない発言が騒動を起こす。

佐竹義宣…常陸の大名。三兄弟の従兄弟でもある。兄弟との仲はいいが公私混同はしない名君。  
佐竹義重…義宣の父。三兄弟を疎んじている。改易後はその傾向が増す。
結城晴朝…下総の大名。朝勝との仲は悪くなかったが、秀吉の命により秀康に家督を譲る。神経質なたち。
結城秀康…晴朝の養子。朝勝の事を気にかけているが、朝勝に嫌われてる事も知っててなかなか素直になれない。
豊臣秀吉…関白。宇都宮家を改易する。頭の中はエロばかり。
石田三成…豊臣家の官僚。義宣とも親交があり三兄弟の領土問題に関ししばしば助言する。
浅野長政…豊臣家の官僚。東国統治を巡り三成と衝突。秀吉に宇都宮家を讒言した張本人。
徳川家康…関東最大の大名。秀吉没後、関東の制覇を目論み佐竹・宇都宮残党の影響力の排除を目指す。
壬生義雄…下野の豪族。宇都宮家と争うも小田原参陣中に急死。真相はいかに?
那須資晴…下野の豪族。小田原で大幅に減封。宇都宮家を妬み浅野・徳川に取り入り暗躍する。

こんなとこでいかがですか?

6 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/17 21:46
前孔融の小説書いてた奴いたけど結構面白かった。
あのスレッドってもう落ちたんかな?

7 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/18 18:24
駄文だけど、書いてみた。
設定は大雑把で、時代考証は適当だけど許して栗。

8 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/18 18:25
―涼州
「父さん、曹操からの書状です。」
右手に書状を携え、初々しい顔の若武者が部屋に入って来た。
「どれ、見せてみろ。」
父さんと呼ばれたその男は、書状を受け取ると、血相を変えてそれを見入った。
魁偉な目鼻立ちをしたその男は、前漢の名将・馬援の末裔である、
征西将軍・馬騰、字は寿成である。
「休、これについてどう思う。」
馬騰から休と呼ばれた先程の若武者は、馬騰の次男、馬休だ。
「私は若輩の身ゆえ、どう言及したらよいか……」
戸惑いがちに、馬休が答える。
「そうだろうな。」
馬騰は少し考え込む素振りを見せると、近くにいた従事を呼び、叫んだ。
「関中の諸軍閥を召集せよ!!」

数日後、馬騰の許に、九人の武将が集った。
「先日、曹操から書状が来た。」
先ず、馬騰が口を開く。
「して、その内容は?」
次に口を開いた男は、有力軍閥の頭目の一人、程銀だ。
馬騰は、書状を諸将の前に広げると、それを読んだ。
「私は逆賊袁紹を討ち、今、その息子・袁尚と戦っている。
 先日、その袁尚が、河東郡へ郭援の率いる軍勢を侵入させて来た。
 よって、貴公らに援軍を要請したい。とある。」
「ふん! 我等に援軍を送る義理などないわ!!」
鼻息を荒げて捲くし立てたのは、大豪族である梁興だ。
「落ち着け梁興。貴公にはどうも、感情に任せて行動する向きがあるようだ。」
妙に落ち着き払った態度で梁興を宥めた男は、軍閥の頭目の一人である楊秋だ。
「黙れ楊秋! 貴様が曹操のもとへ部下を送り、密かに親交を深めているのは先刻ご承知だ!!」
「……」
梁興の一喝に、楊秋は黙りこくる。それとともに、場には重い空気が流れる。

9 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/18 18:28
「……皆、よく考えろ。」
場の沈滞した空気を切り裂いたのは、この集団の中でも最年長の韓遂、字は文約だ。
既に齢六十に近い彼の顔には、年輪の如く、シワが刻まれていた。
「官渡の戦いに勝利し、今や日の出の勢いである曹操に逆らって、何の得があろう?」
落ち着き払い、存在感のある韓遂の語りに、一同は聞き入る。
「ここは、いずれ敗れ去る運命の袁尚より、曹操につくほうが懸命なのではないか?」
韓遂がそう言い終わるのを待っていたかのように、軍閥の頭目の一人、李堪が口を開く。
「なるほど、鍾ヨウに恩返しがしたいという訳か。韓遂さんらしくないねえ。」
李堪が皮肉を含んだ口調でそう言うと、馬騰は驚いた様子で、書状を眺め回した。
そして、馬騰の視線は、文の終わりにあった一節に注がれた。
「―尚、軍の指揮に関しては、現在長安に駐屯している鍾ヨウ殿に従って欲しい。とある……。」
馬騰が震えた声でそう呟くと、またもや李堪が皮肉っぽく語る。
「いやあ、あの時はどうなる事かと思ったわ。
 韓遂さんが馬騰殿の奥方を殺した日にゃあ、この涼州も終わりかと思ったもんだね。
 その危機を救ってくれた鍾ヨウ殿の要請とあれば、従わずにはいられませんなあ。」
過去、義兄弟の契りを結んだはずの韓遂と馬騰が、突然険悪な関係となり、
血を血で争う戦争を行なった事は、今でも諸軍閥の頭に焼き付いていた。
そして、その二人の中を仲裁したのは、
当時、涼州牧だった韋端と、今回、郭援攻めの総大将を務める鍾ヨウである。

10 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/18 18:28
「……出陣の用意だ。」
馬騰が小声で呟く。それに対し、嫌みったらしく李堪が聞き返す。
「はい? 馬騰殿、今なんと…」
「出陣の用意だーっ!!」
「うわっ!」
馬騰が、決意を込めて叫ぶと、その気迫に押されるかのように、李堪は尻餅をついた。
実力者である馬騰と韓遂の意見が一致したとあっては、梁興でさえも逆らう事は出来なかった。
「軍備を整え、一週間後にここで集合だ! 本日は、これにて解散する!」
馬騰が叫ぶと、諸将はそれぞれの本拠へ帰っていった。
そんな中、李堪が尻に付いた土を落としながら、帰り際の韓遂に語りかける。
「いやあ、それにしても、馬騰殿の義理堅さは凄まじいですなあ。」
そんな李堪に対し、韓遂は軽蔑したかのような眼差しを向け、言った。
「貴公の人間の小ささもまた、同じように凄まじいな。」
韓遂は捨て台詞を吐くと、馬に乗り、本拠へと帰っていった。
「ふん!」
韓遂の捨て台詞に対し、李堪もまた憮然とした様子で馬に乗り、本拠へと帰っていった。

11 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/18 18:30
一週間後、馬騰の許に各軍閥の軍が集った。
しかし、一週間前に集合した九人の軍勢は、全て揃っていた訳では無い。
馬騰を除くと、揃ったのは楊秋、侯選、李堪、程銀、馬玩、韓遂の軍のみで、
梁興、成宜、張横の軍は、その場に姿を見せなかった。
「出兵を渋りおって……。」
苛立つ馬騰。すると、煌びやかな鎧を身に纏った若武者が、
自身満々な口調で馬騰に近付き、語りかける。
「父上、何をしておりますか。早く長安へ向かいましょう。」
端麗な容姿を備え、一種異様な気を放っているその男は、
馬超、字は孟起。馬騰の長男であり、若き日から、内外に勇名を轟かせていた猛将である。
しかし、馬騰は、自身の若き日の生き写しのようなこの息子を、決して好いてはいなかった。
その理由は、老いから来る、若さへの無理解からだけではない。
馬騰は、この息子の煌びやかな表面の裏に、末恐ろしい何かを感じていた。
「……超、この軍の指揮権は、お前に委ねる。」
しばしの沈黙の後、馬騰は、馬超に告げた。
「父上、何故私などに……」
「出兵を渋った三人の者に、留守を襲われてはたまったものではないからな。」
もっともらしい理由を付けた馬騰だが、勿論、他に思うところあっての決断だ。
「(わしももう若くは無い……。我が子・超が、馬家の後嗣にふさわしいかどうか、
 一歩引いた視点で定める必要がある。)」

12 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/18 18:31
馬騰は、次に韓遂へ目を移した。過去に骨肉の争いをした彼との間には、
一種張り詰めた関係こそあったものの、過去、共に戦った仲間であることには変わりない。
「文約……、息子を頼む。」
「安心しろ、寿成。お前の息子だ、死ぬわけが無い。
 息子がどれくらいのものか、俺がこの目で見届けてやる。」
韓遂は、馬騰の顔から目を離すと、馬に乗り、叫んだ。
「長安へ進軍せよ!!」
既に出発していた楊秋らの部隊に続けとばかりに、韓遂の部隊が進軍を始める。
それと共に、馬超の率いる馬騰軍も、進軍を開始した。
遠ざかって行く軍勢を眺めながら、馬騰は呟いた。
「文約の奴、まるでわしの心を読んだかのような受け答えだったわ。……奴には勝てぬ。」
馬騰は、顔に少量の笑みを浮かべ、屋敷の中へと入っていった。

13 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/18 19:47
孔明「退却しる」
劉備「いやだいやだああ」
孔明「アフォは逝ってよし」
張飛「ゴルア兄貴になんちゅう口きいとんじゃ青二才があ」
孔明「プッ、リア張必死だな」
関羽「とりあえず俺に任せろクソ共」
孔明「後は任せたヒゲ厨!プヒッww」
関羽「んだとこらあああああああああああああああああああ!!!
もっぽんぬかしてみいさらせドグサレがああアアああああああああああ!!
んぬっころす!!」
劉備「いやだいやだああ」
張飛「あ、兄者モチツケ…」
黄忠「夏候淵キボンヌ」
馬超「曹操キボンヌ」
孔明「フーン。クレクレ君は死ぬまでロムってな」
超雲(この国は 素 敵 な 国 で す ね…)




14 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/18 21:56
私には、残念ながら文才がありません。

テーマ……女武将
舞台………三国志
主役………公孫緑
あらすじ…190年1月、反董卓連合が結成された。公孫讃も連合に参加したが、盟主である袁紹とは不仲である。
董卓軍と激闘しているのは、なぜか公孫讃、曹操、孫堅だけである。しかし、公孫緑の活躍で戦況は連合軍が優勢に展開している。
袁紹は、公孫緑の活躍に嫉妬している。公孫緑の軍事的才能と女性的魅力は、どちらも抜群である。

登場人物…
公孫緑…公孫讃の娘。騎兵隊を率いる女武将。男勝りの武勇を誇るが、さすがに呂布には敵わない。父にも勝る名将。
公孫讃…北平の太守。河北統一の野望を秘めている。
公孫越…公孫讃の弟。
趙雲…公孫讃の配下。袁紹に愛想を尽かして、公孫讃の元に馳せ参じる。
劉備…公孫讃の客分。現在は公孫讃の元に身を寄せている。
関羽…劉備の義弟。公孫緑に嫌悪感を抱いている。
張飛…劉備の義弟。公孫緑に好感を抱いている。
公孫度…遼東の太守。公孫讃との関係は険悪。
劉虞…幽州の州牧。公孫讃との関係は険悪。
袁紹…渤海の太守。公孫讃との関係は険悪。
韓馥…冀州の州牧。公孫讃との関係は良好。
董卓…後漢帝国の相国。宮廷で専横を振るっている。
呂布…董卓の配下。天下一の武神。
曹操…陳留の太守。公孫緑に好感を抱いている。
孫堅…長沙の太守。文武両道の名君。

この設定で、お願いします。

15 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/19 10:10
>テーマ……女武将


それだけで萎え。
無双設定の自慰小説なのか?

16 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/19 12:21
>>15
>無双設定の自慰小説なのか?
さすがに、それは御遠慮を願います。

主人公の公孫緑は、
「男勝りの武勇を誇るが、さすがに呂布には敵わない。父にも勝る名将。」
なので、すごい女傑です。
公孫讃が袁紹を打倒して、河北に一大勢力を築くような展開を希望しています。

17 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/20 22:49
>>14
その設定で、触りっぽいものを少し書いてみました。
よろしかったら、今度うpします。

18 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/20 22:51
職人キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!

19 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/22 02:25
>>17
期待して待ってますよ

20 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/22 21:14
女武将が率いている部隊が敵部隊に押され気味だった。
部下の男武将は、恥じらいを捨てて「放出の計」をやる覚悟を決めた。
股間の布を開いて陰茎を見せて、それから白濁汁を発射する計略である。
男武将の隣には、上司である女武将が控えていた。
男武将は、敵部隊に向かって叫んだ。
男武将「我が妖艶なる棒より発射される白濁汁を喰らうがよい!」
女武将「一体、何をなされるおつもりか。」
男武将「拙者、これより放出の計をおこなうところです。」
女武将「それは、どのような計略か。」
男武将「股間にある布を解いて陰茎だけを出して、それから白濁汁を発射する計略です。」
女武将「出すのは陰茎だけか?」
男武将「はっ、他の部分まで出す必要はございませぬ。」
女武将「ところで、白濁汁を素早く放出させられるのか?」
男武将「汁は素早く出しまする、陰茎を出すのに手間取っていたら敵に侮られまする。」
女武将「それで、この私がそちの陰茎を手しごきするわけか?」
男武将「陰茎は女子の手でしごかれると素早く放出させられまするので・・・」
女武将「どのように放出させられるまでに至るのか?」
男武将「大将様には、ただ無心でひたすら力強くしごいて頂ければすぐにでも」
女武将「それで、どのような放出をされるのか?」
男武将「強烈な放出を長く続けて、最後は絶頂とともに萎えまする」
女武将「ところで、紙は不要か?」
男武将「陰茎は濡れるものの、大将様の口で拭って頂ければ平気でござる。」
女武将「もちろん、絶頂感を迎えた直後に陰茎を口で拭えばよいのだな?」
男武将「慌てませぬ、絶頂を迎えたことを丁寧に確認してから残り汁を始末すればよいのです。」
女武将「つまり、強烈な放出を見せ付けて敵を威圧する計略なのだな?」
男武将「その通りでございまする。今から放出の計を始めまする。」
その直後、女武将は黙って男武将の陰茎に手をかけた。

男武将「ああぁぁ・・・大将様ぁぁぁぁ・・・どぴゅ!」


21 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/22 21:46
>>20
削除依頼を出しておきました。
http://qb2.2ch.net/test/read.cgi/saku/1073175179/31n

22 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/22 21:48
攻城戦など、そもそもできるわけがなかった。山から降りてくることもないだろう、と張飛は見ていた。
「肉や酒が、城から運ばれてきております」
王安が報告に来た。
「今夜じゅうに、酒は捨てて水と入れ替えろ。肉は、三分の一を塩漬けに、三分の一を干肉にしろ。残りは兵に出してやれ」
「不自由なものがないか、とも訊いてきています」
「武器だ。なんでもいい。とにかく武器が不足していると言ってやれ」
「城内で、軍議を開くそうです」
「そうか、肉や酒はそのための餌か。よし、武器の手当てがつくまで、軍議には出られんということにしよう。
王安、俺の蛇矛だけは別として、五百人分の武器を適当に選んで、幕舎のひとつに隠しておけ。五百の兵は、丸腰ということにするのだ」
「それは、いい考えです。なにかあれば、城内ではわれらに闘わせようとしているのですから」
「余計なことは言わなくていい。おまえはつまらぬことを喋りすぎる。舌を引き抜かれたくなかったら、黙っていろ」
王安が、にやりと笑った。
「なにがおかしい」
「黙っていろとおっしゃられたので、喋れません」
「余計なことを言うな、と言ったのだ。俺の質問には答えろ」
「城内の厩に、いい馬が一頭います」
「ほう、どんな馬だ」
「汗血馬ですね、あれは。大きな馬で、殿によく合います」
「俺の馬が、蹄をいためている。それも言ってやれ。俺は馬の手当てで、とても軍議に出るどころではないとな」
「御気に召しますよ、きっと」
「それが余計なことだ」
張飛が突き出した拳を王安は身軽にかわした。そのまま、頭を下げて駆け去ってゆく。

23 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/22 21:51
>>22
北方厨? 三文小説は勘弁してね。

24 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 00:36
王安って北方の創作人物だよね。
なんか唐突だけど、>>22は北方丸写し?

25 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 00:45
( ・∀・) ジュリアおたあへ げんきですか。 側室になりませんか?

  <`Д´# > ウリはキリシタンだから妾にはならないニダ

( ・д・) ごめんね 家康キリシタンはじめて側室にするから、ごめんね

  <`Д´# > ふぁびょーん! ウリを妾にしようとするチョーパリに謝罪と賠償を要求するニダ!

( ・∀・) ・・・・・遠島へ流罪ね

  <::)Д`# > アイゴー・・・

26 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 02:05
>>17
小説まだですかぁ〜?

27 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 05:48
>>23
北方厨って何?

28 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 17:19
公孫瓚、字は伯珪。容姿端麗にして、武芸抜群。
若い頃、その容姿を役人に気に入られて世に出た彼は、
その武勇を駆使して幾多の賊を打ち破り、現在は北平の太守を務めていた。
その公孫讃のもとに一通の書状が届いたのは、中平六年の秋のことであった。

「殿、陳留の曹操より、書状が届きました」
「曹操だと? 確か、董卓の暗殺に失敗した男だったな。して、内容は」
「はっ! 天子を貶め、暴虐の限りを尽くす董卓を討つべく、諸侯の力を借りたいと……」
「わしは董卓に恨みは無い。残念ながら今回はお断り致す」
公孫瓚が、使者を体よく追い返そうとした、その時だ。
「お待ち下さい。伯珪殿、今回の出兵には正義があります」
前に進み出て進言したその男は、劉備、字は玄徳。
公孫瓚の旧友であり、現在は客人としてここに留めてもらっている身だ。
「玄徳殿、突然何を言い出す。わしはこの河北の統一を目指しておる。中央の混乱に、自ら巻き込まれるのは気乗りせん」
「しかし伯珪殿、情報によりますと、この曹操の檄に、あの袁紹も応じたらしいですぞ」
「何だと!?」
袁紹、字は本初は、渤海の太守であり、四世五公の名門・袁家の御曹司である。
河北統一の野望を目指す公孫瓚が、かねてから目を付け、警戒していた男の一人であった。
「袁紹の目の前で、伯珪殿の軍の力を見せ付けるのです」
「……悪くないな」
劉備の一言を聞き、公孫瓚はまんざらでもない様子で、にやりと笑う。
「使者殿、わしは気が変わった。今回の曹操殿の要請、快くお受け致そう」
「はっ!! 曹操殿もお喜びになられるでしょう」
公孫瓚から軍派遣の承諾を得た使者は、安堵の表情を浮かべて去っていった。

29 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 17:23
使者の見送りを済ませた公孫瓚は、劉備に言う。
「玄徳殿、早速出兵の準備をお頼み申す」
「わかりました」
公孫瓚の屋敷から、劉備が去って行く。
それを見計らうかのように、公孫瓚に耳打ちするものがいた。公孫瓚の弟、公孫越だ。
「兄上、あの劉備と言う男、少々警戒なさった方がよろしいのでは……?」
それを聞いて、公孫瓚が驚いたような表情で怒鳴る。
「越、何を言うか! 玄徳殿はわしの学友。それを警戒せよなどど……」
兄・公孫瓚の短気はいつものことであるのか、公孫越は冷静な口調のまま答える。
「あの方の表情に、何か裏があるような気がしてならないのです」
「……」
公孫越がそう言うと、公孫瓚は神妙な面持ちで、しばし沈黙した。
「越よ……」
公孫瓚は立ち上がり、呟く。
「玄徳殿は、お前の栄達を妨げるような男ではない」
そう言い残すと、彼は屋敷の奥へと引っ込んでいった。

30 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 17:25
その夜、劉備は自分の屋敷にて、義弟の二人と歓談していた。
「兄者、公孫瓚殿に、董卓の討伐を勧めたというのは本当ですか?」
問うたのは、劉備の義弟である、関羽、字は雲長だ。
「ああ、本当だ」
「兄貴! 董卓の奴の首は、このわしが取ってやる!!」
鼻息を荒くして捲くし立てたのは、もう一人の義弟である、張飛、字は翼徳だ。
「ははは、威勢が良いな翼徳」
上機嫌の劉備に対し、遠慮気味に関羽が聞く。
「しかし、兄者、いつまで公孫瓚殿のお世話になるのですか」
「いつまでもここに留まるわけにはいかぬから、伯珪殿に出兵を勧めたのだ」
「……と、言いますと?」
劉備の答えに対し、関羽は少々困惑した様子で聞き返した。
「わしは、こんな借家暮らしで一生を終えるほど、小さい男ではない。勿論、お前達もな」
「……」
「今度の董卓討伐で、天下に劉備ありと知らしめることが、わしの狙いだ」
淡々とした口調で、劉備は語る。
しかし関羽には、その口調の裏に秘められた決意の重さが、ひしひしと伝わっていた。

31 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 17:34
出陣の日の朝、張飛は、いつになく早く目を覚ましていた。
「いよいよか……久々の戦場だな」
「翼徳、もう武人の血が騒ぐか」
後ろから張飛に声を掛けたのは、義兄の関羽だ。
「兄貴も、こんな早い時間に起きて、武人の血が騒いでいるんじゃないか」
「ははははは」
二人が談笑していると、その前を、馬に乗って通り抜けていく者がいた。
その者は、厩の前で馬を止めると、馬から降りて鎧を脱いだ。
それと共に下りた髪は長く、腰まで届く勢いであった。
「よもや、あれは……」
張飛が呟きながら、厩まで駆けて行く。
関羽は、目を細めてそれを見る。

32 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 17:35
厩に駆け寄った張飛は、長髪の将に話しかけた。
「あんた、公孫瓚殿の娘さんじゃ……」
「ええ、そうです。公孫緑と申します」
公孫瓚の娘である公孫緑は、若い娘でありながら、
男勝りの武勇を誇る女傑として、北平中にその名を知られていた。
「やはりそうか! もしかしてあんたも、今回の戦に出るのか?」
「はい、騎兵隊を率いる事になっています」
「そいつはすげえ!!」
豪傑、豪傑を知る。のかどうかは分からないが、
張飛と公孫緑は、この調子でしばらく語り合っていた。
関羽は相変わらず、その様子を細目で眺めている。
「それじゃあ、後でまた会おう」
「はい」
しばらくして、張飛と公孫緑は別れ、公孫緑は厩の中へと入っていった。

「翼徳、誰だ、あの女子は」
戻って来た張飛に、関羽が聞く。
「公孫瓚殿の娘の公孫緑殿だ。女なのに、大層な豪傑だと評判だそうだ」
張飛の答えに対し、関羽が憮然とした顔で口を開いた。
「……女が戦場に出るとは、武人の価値も随分と貶められたものだな」
関羽は吐き捨てるように言うと、自慢の青竜刀を携えたまま、不機嫌そうに寝床へと帰って行った。
「……相変わらず、頑固な奴だ」
去って行く関羽の姿を見ながら、張飛が呟いた。

33 :17:04/03/23 17:46
ご期待に添えるものかどうかは分かりませんが。
とりあえずうpしてみました。

>>14
公孫緑の性格設定は、どういう感じにしたらいいでしょうか?

34 :14:04/03/23 20:52
>>33
公孫緑の性格設定
勇猛果敢かつ冷静沈着
統率力と魅力が超一流、武力と知力も一流、政治力だけは二流

董卓との戦いでは、実際に戦っているのは公孫讃軍と曹操軍と孫堅軍だけです。
ちなみに、孫堅は史実通り味方からの兵糧攻めで惨敗を喫して自身も重傷を負う貧乏クジを引きます。
一方で、公孫讃軍と曹操軍は圧勝します。
この結果、公孫讃と曹操が大躍進することになります。
ちなみに、この戦いで公孫緑は呂布に一騎打ちを挑みますが負けてしまいます。
しかし、冷静な彼女は致命傷を負う前に引き揚げたので事無きを得ます。

35 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 20:56
>>28-32
なかなか参考になります。

36 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/28 21:32
>>17
続き期待して待ってますよ

37 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/31 00:22
私も続きを待ってるよ

38 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/31 13:11
しばらく後、反董卓連合軍の根拠地・許昌には、いよいよ有力諸侯達が集結していた。
「さて、貴公らには逆賊・董卓を討つべく集合してもらった。まずは盟主を決めようと思う」
最初に口を開いたのは、この連合の発案者である曹操、字は孟徳だ。
「普通に考えれば、言いだしっぺの曹操殿が務めるのが道理というものであろう」
曹操の提案に最も早く反応したのは、南陽の太守・袁術、字は公路だ。
しかし曹操は、袁術の意見を聞くや否や、謙遜した顔で言った。
「いや、私のような若輩の身に、このような大任が務まるわけが無い。私としては……」
曹操は語りながら、視線を渤海太守・袁紹の方へ向ける。
「私としては、この連合の盟主を務められるのは、袁紹殿をおいて他にはいないと思うのだが、どうだろう」
「その通りだ」
「私も袁紹殿がふさわしいと思う」
「家柄・実績・年齢の全てにおいて、袁紹殿を上回る者はいないだろう」
曹操が袁紹を盟主に推すと、諸侯は堰を切ったように賛成の声を上げる。
「本初殿、いかがかな?」
「……」
曹操の問いに対し、袁紹はしばし沈黙するが、やがて、風格と威厳を伴った口調で言った。
「この袁紹、盟主の任を謹んでお受けいたす」
袁紹が答えるや否や、諸侯は一斉に湧き立ち、曹操は笑みを浮かべて言う。
「盟主は決まった! 早速、逆賊董卓から、洛陽を奪い返すぞ!!」
「おお! やるぞ!!」
盟主が決まり、連合軍の雰囲気は最高潮に達していた。
しかし、盟主に曹操を推した袁術だけは、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
それというのも、この袁術は袁紹の異母弟であり、
名門・袁家の正嫡を継いだ兄のことを、かねてから苦々しく思っていたのだ。
今回曹操を盟主に推したのも、袁紹が盟主に選ばれる事を分かっていながらの、ささやかな抵抗だった。
「おのれ袁紹……ことごとくこの袁術の邪魔をしおって……」
諸侯が沸きあがる中で、袁術一人が呟いていると、突然扉が開き、野太い声が響いた。
「北平太守公孫瓚、遅れ馳せながら参上いたした!」
その声量の大きさに、たちまち諸侯が振り向く。
そこには、公孫瓚、劉備、そして公孫緑の姿があった。

39 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/31 13:18
「おお! 公孫瓚殿、お待ち申した」
真っ先に反応したのは、冀州の州牧であり、
かねてから公孫瓚と友好な関係を築いていた、韓馥、字は文節である。
「久方ぶりじゃな、韓馥殿」
公孫瓚が韓馥と挨拶を交わすと、曹操も歓迎した様子で公孫瓚に語りかける。
「はるばる北平から、よく来てくださった。ところで、右におわす方はどなたかな?」
「私の学友であり客人の、劉備玄徳と申す方じゃ」
「劉備と申す。曹操殿、私も微力ながら、董卓討伐に尽力する所存です」
曹操は劉備を見ると、一瞬顔つきを変えたが、すぐに何食わぬ顔を繕った。
「おお、そうか。貴公の活躍に期待しておるぞ」
次に曹操は、袁紹の方を指して言った。
「ちなみに、あちらにおられるのが、盟主の袁紹殿だ」
「何っ!!」
曹操の言葉を聞き、公孫瓚は思わず、顔色を変えて叫んだ。
公孫瓚にとって、袁紹は後々倒すべき相手である。
その袁紹が盟主という事実を知っては、公孫瓚は驚かずにはいられなかった。
「何かご不満かな、公孫瓚殿」
公孫瓚の言葉に毒気を覚えたのか、袁紹は立ち上がると、公孫瓚の方に向って足を進める。
また、その袁紹の姿から穏やかならざるものを感じたのか、
先程まで湧き立っていた諸侯達の間には、一転して緊迫した雰囲気が流れ始めた。
「いや……不満などは無い」
公孫瓚はすぐさま、平静を取り繕ってみせた。
が、まだその顔色には、焦燥と驚嘆の入り混じったものがうっすらと浮かんでいた。

40 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/31 13:21
「……まあ、よかろう。せいぜい我が連合軍の足を引っ張る真似だけはなさらぬようにな」
袁紹はゆっくりとそう言いながら、公孫瓚の左側に目をやる。
そして、袁紹はそこで見たものに対し、まるで信じられないものでも見たような口調で言った。
「公孫瓚殿……これは、一体どういうことだ……」
袁紹が見たのは、公孫緑の姿である。
彼にとって、女が戦場に出るなどという事は、到底考えられない事であった。
「どういうこととは、何かな?」
公孫瓚は、袁紹が何を言いたがっているのかを分かっていながら、聞き返した。
しかし、袁紹は何かを閃いたような顔をすると、公孫瓚の問いを無視して笑い始めた。
「ははははは、そうかそうか」
「?」
突然笑い始めた袁紹を、諸侯は困惑した表情で見つめる。すると、袁紹は皮肉を込めた口調で言った。
「公孫瓚殿、遠征のために慰安婦を連れて来るとは、貴公もなかなかやるではないか」
その袁紹の言葉が響き終わった瞬間、諸侯の間にはいよいよただならぬ空気が流れた。
そして、その空気を切り裂くかのように、公孫瓚がおもむろに剣を抜き、叫ぶ。
「袁紹! 言葉を慎め!!」
「遅れて来た分際で何を言うか! この野蛮人め!!」
袁紹もそれに応じて剣を抜く。最早、場には一触即発の空気さえ漂っていた

41 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/31 13:27
「本初殿、落ち着くのだ」
次の瞬間、一触即発の両者の間に割って入り、曹操が袁紹を制した。
それとほぼ同時に、劉備が無言で公孫瓚を制していた。
「本初殿、戦う前から仲間割れとあっては、董卓に笑われるぞ」
「……」
曹操の言葉に正気を取り戻したのか、袁紹は無言で刀を納める。
袁紹が刀を納めたのを確認すると、公孫瓚もまた刀を納めた。
その光景を見た諸侯達は、安堵の表情で胸を撫で下ろしていた。
やがて、公孫瓚は憮然とした表情で言った。
「……失礼した。長旅の後ゆえ、私は一旦陣へ戻る」
公孫瓚は、諸侯達に背を向けると、自軍の陣地へと歩みを始めた。
劉備と公孫緑も、彼の後についていく。
すると、帰り際の公孫緑に、曹操が声をかけた。
「そう言えば、そなた、名を何と申すのだ」
公孫緑は、自分が声をかけられたのに気付くと、少々驚いた様子で答えた。
「公孫瓚の娘で、公孫緑と申します」
その声から漂う不思議な魅力に、曹操はしばし言葉を奪われたが、息を呑むと、やがて短く言った。
「そなたの戦場での働き、期待しておるぞ」
曹操の言葉に対し、公孫緑は頭を下げると、
やがて公孫瓚とともに、兵の群れの中へと消えて行った。
「あの娘……私の手元に置くべき女やもしれぬな」
曹操は、細い目を更に細めながら、去って行く公孫緑の後姿を見つめていた。

早くも訪れた、最初の瓦解の危機を乗り越えた連合軍の諸侯達は、
皆、安堵の表情を浮かべるとともに、この連合軍の行く末に、一抹の不安を抱いていた。
しかし、袁術だけは、なにやら不敵な笑みを浮かべていた……。

42 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/31 13:56
続きです。

>>34
了解しました。

43 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/02 19:16
戦国も併行していこうよ。



44 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/03 01:05
作る人がいなけりゃどうにもならん。

45 :念のため:04/04/03 01:06
44は>>43への

46 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/06 00:20
他スレで小説書いていたもんなんだけど、こちらに移行しようかな。
なんか疲れたよ。今のスレで小説書くのは。

47 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/06 04:35
>>46
三国志・戦国関連の小説なら大歓迎です。

48 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/07 02:16
ネタ切れ?

49 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/11 18:52
>>47
某スレに掲載されている「救国少女」というやつですが、このスレの住人
も少なからず、目にしているかもしれません。
もし迷惑じゃなければ、某スレから引越ししたいのですが・・・。ただ、
荒らし、冷やかし等など少なからず一緒に憑いてきてしまう可能性も
多く、それが原因でこのスレも荒らされるかもしれません。
それがもとでもともとこのスレの住民だった方々に迷惑がかかることに
なれば申し訳ありませんし・・・。
もし、迷惑ならここには載せません。そして、某スレにも四月いっぱいで
掲載を打ち切りするつもりです。


50 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/12 17:05
>>49
ここ過疎状態だから、
このまま落ちていくよりは少々の荒らしくらいはあったほうがマシと思われます。
宜しければ遠慮なく投下くだされ。

51 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/12 21:49
>>50
迷惑じゃなければまもなくこちらに引っ越しします。しばらくお待ちください。

52 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/24 07:02

保守

53 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/30 21:02
>>41の続き、まだですか?

54 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/05 00:54
>>42
続き、待ってますよ

55 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 04:26
一方、漢帝国の都・洛陽では、反董卓同盟結成の報を受け、宮中に激震が起こっていた。
「相国、大変でございます。関東の諸侯めらが・・・・・・」
慌てた様子で部屋に入ってきたのは、丞相・董卓の参謀である李儒だ。
「分かっておる。わしの首を取ろうと、洛陽に攻め入ろうとしているのであろう」
慌てる李儒に対し、董卓は、まるで連合軍など取るに足らない存在であるかのような口調で言う。
「李儒よ、安心せい。所詮は烏合の衆に過ぎん。なあ、呂布よ」
董卓は、自分の隣に立つ大男に投げかける。
その大男の名は、呂布、字は奉先。董卓の養子であり、類まれな武勇を持つ男だ。
「ええ。袁紹、曹操の軟弱な軍隊など、我が腕の前では意味をなさないでしょう」
董卓の自信に満ちた投げかけに対し、呂布もまた自信に満ちた口調で答えた。
「さすがは我が息子じゃ。よし呂布よ、先鋒はお前に任せた! 連合軍の出鼻をくじいてくるがよい」
董卓が満足げに叫んだ。しかしその時、呂布とは別の大男が大声を上げた。
「お待ちください! 先鋒は私にお任せあれ!!」
声の主は、都尉であり、董卓軍においては呂布に次ぐ武勇の持ち主と謳われる猛将・華雄であった。
「ほう華雄よ、連合軍を退ける自信があるのか?」
董卓の問いに、華雄もまた、自信に満ちた口調で答える。
「連合軍は言うなれば鶏。鶏を裂くのに、どうして牛刀を用いる必要がありましょうか。ここは、私にお任せあれ」
華雄の答えを聞くや否や、董卓は膝を叩き、嬉々とした表情で叫んだ。
「さすがは我が軍の将軍! 頼もしい者ばかりだ!!」
董卓は完全に高揚した様子で剣を抜くと、剣を東の方角に指し、さらに叫ぶ。
「先鋒は都尉・華雄に任せる! 華雄よ、水関を死守し、連合軍の出鼻をくじくのだ!!」
「御意!!」

56 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 04:29
その頃、連合軍の諸侯達は、来るべき洛陽侵攻へ向け、軍議を開いているところだった。
「洛陽を落とすには、まず水関を落とさなければならないが・・・・・・」
盟主である袁紹が、諸侯を見回しながら、思わせぶりな口調で言う。
「斥候の情報によると、水関を守るのは都尉の華雄らしいですぞ」
「何っ!」
「華雄だって!?」
諜報担当の河内郡太守・王匡が華雄の名を口にした途端、諸侯達の間にざわめきが起きた。
華雄の武勇は、関東の諸侯たちにも伝わっていたのである。
しかし、南陽太守・袁術は、臆する様子を全く見せずに言う。
「どうしたのだ皆の者。華雄が怖くて洛陽が取れるか」
袁術の発言に応じて、体格の良い一人の男が立ち上がった。
そして、その男も全く臆する様子を見せずに声を張り上げる。
「長沙太守孫堅、字は文台にござる。袁紹殿、連合軍の先鋒、この私に務めさせてはくれぬか」

孫堅文台――十八歳で海賊を退治して武名を上げ、黄巾の乱では朱儁将軍の下で活躍した猛将であり、
黄巾討伐の功で長沙太守に就任。今回の反董卓連合軍結成に応じ、袁術に従って参加した偉丈夫である。

「孫堅殿、やってくれるか」
あっけに取られる盟主・袁紹に代わって、曹操が言う。
「勿論」
「・・・・・・よし、では孫堅殿に先鋒を任せる」
袁紹は孫堅の自信に押し切られたかのように、ごく自然にその言葉を口から発した。
「華雄の首、必ずや獲ってご覧にいれましょう
袁紹の了承を得ると、孫堅は部下の程普、黄蓋らを引き連れ、自らの陣へと去っていった。
その孫堅の後ろ姿を見ながら、公孫瓚が呟く。
「・・・・・・あの男なら、やるやもしれぬな」

57 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 04:29
―水関
「華雄よ、連合軍の先鋒は誰だ?」
そう華雄に訊いたのは、華雄の上司であり、大督護の胡軫、字は文才である。
「長沙太守の孫堅にございます」
「ほう、あの田舎者か。」
胡軫が馬鹿にしたような笑いを浮かべる。
「所詮は匹夫だ。華雄よ、動かず待機しておれ」
「はっ」
華雄は、胡軫の見下したような口調に怪訝な顔をしながらも、下がっていった。

華雄が去って行くと、胡軫の側近の者で、胡軫に耳打ちする者がいた。
「胡軫殿、華雄が孫堅を破ってしまえば、殿の地位も危うくなるかと・・・・・・」
「むう・・・・・・」
側近の言葉に、胡軫の顔が曇る。
「先手を打って、殿自らが兵を動かせば、決して孫堅など敵ではありません」
「・・・・・・」
「殿、ご決断を」
「・・・・・・よし、決めた」
胡軫は決意の表情を浮かべると、剣を手に取り、関の外へと出て行った。

58 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 04:31
その夜、胡軫は密かに兵馬を動かし、孫堅軍の陣を奇襲しようとしていた。
「(華雄の奴め、まさかわしに出し抜かれるとは思ってもいないだろう・・・・・・)」
胡軫がほくそえんでいると、次の瞬間、突然銅鑼の音が鳴り響いた。
「何事!」
「孫堅軍のようです!!」
「おのれ! 動きを察知されたか!!」
突然の孫堅軍の急襲に、胡軫は一瞬慌てふためいたが、すぐ冷静に指揮をとる。
「慌てるな! 孫堅軍など恐れるに足りん。応戦だ!!」
しかし胡軫の気勢とは裏腹に、胡軫軍の兵士たちは次々と、赤頭巾を被った武将になぎ倒されていく。
「何をしている、このようなざまで洛陽が守れるか!」
味方の劣勢に胡軫は必死で叫ぶが、赤頭巾を被った武将の部隊は、とどまる事を知らぬ勢いで進撃する。
「ええい! このわしが孫堅軍などに負けるわけには・・・・・・」
胡軫が思わず天を仰いだその時、赤頭巾を被った将が、胡軫目掛けて突撃を敢行してきた。
「貴様が総大将か!」
「な、貴様は誰・・・・・・」
胡軫が赤頭巾の将の名を問おうとした時、既に胡軫の首は飛んでいた。
赤頭巾を被った武将は、胡軫の最後の質問に答えるように、自らの名を高らかに叫ぶ。
「長沙太守孫堅文台、敵の総大将の首は頂いた!!」
胡軫が討ち取られるや否や、胡軫軍の兵士たちは次々と敗走を始めた。
この瞬間、連合軍と董卓軍との前哨戦は、連合軍に軍配が上がったのである

59 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 04:31
大督護・胡軫、孫堅に討ち取られるの報は、洛陽中を大々的に駆け巡った。
「ふん、功を焦って、死んでしまっては元も子もないわ」
吐き捨てるように言ったのは華雄だ。
「(孫堅の首は、必ずや俺が頂く。)」

一方、孫堅が初戦に勝利したという情報は、当然、連合軍中にももたらされていた。
いち早く情報を得たのは、補給係であり、孫堅の協力者でもある袁術だ。
「袁術様、孫堅が勝利を収めたようです」
袁術の側近の者が、耳打ちをするように袁術に言う。
「それは良かった。これで袁紹の輩も、わしを恐れるに違いない」
袁術は満足げな顔をするが、側近は顔をしかめて続ける。
「いや、このまま孫堅を調子付かせておくと、後々厄介なことになりますぞ」
「何だと?」
「孫堅は知勇兼備の名将です。ただ、家柄や名声が足りません。もし、このまま孫堅が勝ちを重ねれば・・・・・・」
「・・・・・・なるほど、で、わしにどうしろと言うのだ?」
「袁術様は、兵糧の補給を担っています。そこで、です」
「兵糧を輸送せず、孫堅軍を兵糧切れにさせて撤退に追い込むのだな」
「その通り」
袁術と側近が顔を合わせて笑う。孫堅軍はこの企みを知る由もなく、華雄の軍と睨み合いを続けていた・・・・・・。

60 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 04:34
その頃、公孫瓚の陣営を単身訪れる者がいた。曹操である。
彼の目的は、何を隠そう公孫緑だ。
曹操は、長髪の若武者を発見するや否や、彼女のもとへと近付いていった。
「公孫緑殿、ご機嫌いかがかな?」
「これは、いつぞやの」
曹操は公孫緑の第一声で、既にいたく興奮した様子でいる。
「おお! 覚えていてくださったか!!」
「もちろんでございます」
「孫堅将軍が、まずは初戦で勝利を収めたようだが」
「ええ」
公孫緑の掴み所のない受け答えに、興奮していた曹操はやや苛立った。
彼としては、適時的な話題から話を発展させたいところだが、この様子ではそうもいかない。
「孫堅将軍について、貴公はどう思う?」
「さすがだと思います」
話題を発展させようとした曹操だが、やはり公孫緑の受け答えは掴み所がない。
その声は魅力的なのであるが、何やら下心を見透かされているような口調を伴っているように思わないでもない。
「・・・・・・それでは、これにて失礼する」
兵士たちからの視線ともやもやとした雰囲気に、さすがに気まずくなったのか、
曹操は挨拶をかわすと、公孫産の陣から去っていった。
公孫緑は去っていく曹操に対し、深々と頭を下げると、意味深な表情で曹操の後ろ姿を見つめていた。

「もっと食いつきそうな話題を選んでから来るべきだったか・・・・・・」
自分の陣営へと戻る最中、曹操が呟いた。

61 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 04:39
>>41の続きでした。
>>53-54
更新速度も話の進度も遅く、申し訳ございません。

>>60の19行目は
×公孫産→○公孫瓚です。
脳内変換お願いします。

39 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)